大阪電気通信大学 教員情報データベース >田中 宏明
- 所属部署
工学部 電子機械工学科 教授
大学院 工学研究科 制御機械工学コース 教授
- 専門分野
設計・加工学
- 研究テーマ
超精密加工に関する研究
- YouTube
HiroLaboOECU
https://www.youtube.com/user/HiroLaboOECU?app=desktop
- 経歴
- 学歴
大阪大学 工学部 精密工学科
大阪大学大学院 工学研究科 精密工学専攻 - 職歴
ソニー(株) 生産技術部門 精密プロセスシステム部 精密技術開発課
The University of Sydney, ARC Research Associate
- 学歴
- 取得学位
工学博士
- 受賞、顕彰など
楠本賞(大阪大学)
‘Best Overall Congress Paper’, ‘Best Paper in Advanced Materials and Structures’, The Second Australasian Congress on Applied Mechanics, ACAM 99.
砥粒加工学会熊谷賞
- 所属学会
精密工学会、砥粒加工学会、日本材料学会
田中 宏明(たなか ひろあき)TANAKA Hiroaki
- 所属部署
工学部 電子機械工学科 教授
大学院 工学研究科 制御機械工学コース 教授
- 学科・学部の運営
2008, 2009 学科主任
2010 大学院 工学研究科 制御機械工学専攻 主任
2011, 2012 大学院 工学研究科 制御機械工学専攻 副主任
2015, 2016 学科主任
2022 学科主任
2023 学科主任
2024 大学院 工学研究科 制御機械工学コース 副主任
- 委員会、センター、研究所等の学内組織における活動
- 本学と外部の産官学機関等との連携活動
精密工学会関西支部 商議員
国際会議56th CIRP General Assembly にて実行委員
- 高大連携、オープンキャンパス、公開講座などの対外的活動
オープンキャンパス、テクノフェア:レゴ・ロボットで遊ぼう!
- その他
田中 宏明(たなか ひろあき)TANAKA Hiroaki
- 所属部署
工学部 電子機械工学科 教授
大学院 工学研究科 制御機械工学コース 教授
- 学部教育(講義)
1年次配当科目
メカトロニクス基礎演習、プロジェクト活動スキル入門
2年次配当科目
力学2
3年次配当科目
電子機械演習1(機械コース)、工作法1、工作法2、機械要素設計、インターンシップ、プレゼミナール
- 大学院教育(講義)
加工学特論
- 論文等指導
- 卒業論文等の指導: 16名
- 修士論文等の指導: 0名
- 博士論文等の指導: 0名
ティーチング・ポートフォリオ
- 授業に臨む姿勢
「メカトロニクス基礎演習1&2」、「電子機械演習1(機械コース)【旧:設計製図】」や「工作法1&2」を通してものづくりの楽しさを伝えたい。
- 教育活動自己評価
・前回の復習から始めるようにしています。
・基礎的な事も丁寧に解説するようにしています。
- 授業改善のための研修活動等
大学のFDに参加しています。
- 能動的学修(アクティブ・ラーニング)の取組
YouTube: HiroLaboOECU に以下のような動画をアップしています。
・3D-CAD SolidWorks のチュートリアル
・3D造形での作品
・コンピュータシミュレーション
・LEGO Mindstorms によるロボット
・LEGO Technic によるロボット
その他多数
- 主要担当授業科目の概要と具体的な達成目標
「電子機械演習1(機械コース)【旧:設計製図】」ドラフターを使って図面を描けるようになる。また、2次元の図面から3次元の立体をイメージできるようになる。レポート課題を通して、工作法や材料力学などで学んだことを応用できるようになる。
「工作法1&2」基本的なものづくりの技術が一通りわかるようになる。また、身の回りの工業製品がどのような工程でできているか理解できるようになる。
- 具体的な達成目標に対する達成度
「電子機械演習1(機械コース)【旧:設計製図】」
・ドラフターが使えるようになる:98%
・製図のルールが理解できる:80%
・2次元の図面から3次元の立体をイメージできる:80%
「工作法1&2」
・鍛造、鋳造、切削、研削などの工作法がわかる:90%
・工業製品をみて製作課程をイメージできる:70%
- 学生からの要望への対応
・座学においても実演や動画を取り入れ理解を深めるようにしている。
・授業に関連するクイズをだし考えさせるようにしている。
田中 宏明(たなか ひろあき)TANAKA Hiroaki
- 所属部署
工学部 電子機械工学科 教授
大学院 工学研究科 制御機械工学コース 教授
- 著書
- Hiroaki Tanaka and Shoichi Shimada: MD simulation of semiconductor machining, Semiconductor Machining at the Micro-Nano Scale, (2007) 199-218, ISBN978-81-7895-301-4.
- 学術論文・作品など
- H. Tanaka, S. Shimada, L. Anthony: Requirements for Ductile-mode Machining Based on Deformation Analysis of Mono-crystalline Silicon by Molecular Dynamics Simulation, Annals of CIRP, 56, 1 (2007) 53-56.
- N. Furushiro, H. Tanaka, M. Higuchi, T. Yamaguchi, S. Shimada: Suppression Mechanism of Tool Wear by Phosphorous Addition in Diamond Turning of Electroless Nickel Deposits, CIRP Annals-Manufacturing Technology 59 (2010) 105-108.
- M. Iribe, H. Tanaka: An Integrated Hands-on Training Program for Education on Mechatronics, Journal of Robotics and Mechatronics, 23, 5 (2011) 701-708.
- H. Tanaka, S. Shoichi: Damage-free Machining of Monocrystalline Silicon Carbide, Annals of CIRP, 62, (2013) 55-58.
- 島田尚一,田中宏明:微小切削加工機構の分子動力学解析,トライボロジスト,第52巻 第7号 (2007) 501-506.
- 田中宏明,島田尚一:分子動力学法を用いた精密工学研究の展望,精密工学会誌,76, 9, (2010) 1011-1014.
- 田中宏明:自ら学ぶ力が育つ研究室を目指して,精密工学会誌 76, 11 (2010) 1248-1249.
- 島田尚一,宇田豊,田中宏明,山口智実:超精密加工の高度化,MERI Activity Report 2012, Vol.13 (2013)66-67.
- 和田任弘、森合勇介、田中宏明:高圧クーラン供給を用いた高ニッケル合金切削におけるcBN焼結体の工具摩耗、粉体および粉末冶金, 63, 4 (2016) 157-165.
- 小川勝史,田中宏明,鄭聖熹:高校教育課程における物理量の体系化の有効性検証と物理学習支援ツールの提案,工学教育,第64巻2号,(2016) 38-43.
- 小川勝史,田中宏明,鄭聖熹:高校教育課程における摩擦現象学習支援用RT教材の開発評価,工学教育(2016)、工学教育、64, 6, (2016) 99-104.
- 宇田豊、名越将大、宇治宮俊樹、本田索朗、江上喜幸、田中宏明、古城直道、島田尚一:ニッケルおよび無電解ニッケルの超精密切削加工におけるダイヤモンド工具の損耗機構、精密工学会誌, 83, 8 (2017) 762-769.
- 小川勝史、田中宏明、鄭聖熹:高校物理学習支援用RT教材の開発‐円運動での学習支援教材の評価‐,計測自動制御学会,54, 2, (2018) 281-289.
- 国際会議、国内会議、発表会、コンクールなど
- S. Shimada, H. Tanaka, M. Higuchi, T. Yamaguchi, M. Yoshinaga: Qualification of Raw Diamond from a Viewpoint of Chipping and Wear Resistance for Ultraprecision Cutting Tool, Proceedings of the 7th euspen International Conference, 1 (2007) 103-106.
- H. Tanaka, S. Shimada: Guideline for Ultra Smooth Finishing of Diamond based on Molecular Dynamics Analysis, Proceedings of the 9th euspen International Conference, 1 (2009) 21-24.
- H. Tanaka, S. Shimada: Deformation and Fracture Mechanisms in Single-walled Carbon Nnotube/silicon Nanocomposites Based on Molecular Dynamics Analysis, Proceedings of the 10th euspen International Conference, 2 (2010) 95-98.
- H. Tanaka, S. Shimada: Guideline for Ultra-precision Machining of Silicon Carbide Based on Molecular Dynamics Analysis, Proceedings of the 11th euspen International Conference, 2 (2011) 341-344.
- H. Tanaka, S. Honda, S. Shimada: Possible mechanism of strength change of diamond depending on thermal histories based on molecular dynamics analysis, Proceedings of the 12th euspen International Conference, 2 (2012) 359-362.+林賢治,田中宏明,島田尚一:分子動力学法による多層カーボンナノチューブの機械的特性の解析,2007年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, (2007) 825-826.
- 田中宏明,島田尚一:分子動力学シミュレーションによるSiCの変形・破壊機構の解析,応用物理学会 SiC及び関連ワイドギャップ半導体研究会 第3回個別討論会,2008年7月25日,大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス 図書館小ホール.
- 田中宏明,島田尚一:分子動力学法による新炭素材料の可能性 第1報 モデリングと結晶構造の安定性,2009年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, (2009) 335-336.
- 入部正継,田中宏明:総合的な体験学習によるメカトロニクス教育プログラム,ロボティクス・メカトロニクス講演会2009 講演論文集, (2009) 1A2-B08.
- 田中宏明,島田尚一:分子動力学法による単層カーボンナノチューブ/シリコン ナノコンポジットの変形・破壊機構の解析,2010年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, (2010) 429-430.
- 岩本知樹,田中伸弥,島田尚一,田中宏明:三次元MD/FEM統合モデルによる微小押込みシミュレーション,2010年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, (2010) 431-432.
- 土居立典,田中宏明,島田尚一,樋口誠宏,古城直道,山口智実:ダイヤモンド工具の損耗特性に対する窒素不純物の影響,2010年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, (2010) 433-434.
- 入部正継,田中宏明:総合的な体験学習によるメカトロニクス教育プログラムとその教育効果,第28回日本ロボット学会学術講演会,(2010) 1L3-3,名古屋.
- 土居立典,田中宏明,島田尚一,樋口誠宏,古城直道,山口智実:鉄系金属の超精密切削加工における工具損耗の抑制,2011年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集,(2011) 53-54.
- 田中宏明,島田尚一:分子動力学法によるシリコン・カーバイドの延性モード加工への指針,2011年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集,(2011) 55-56.
- 凪孝太,田中宏明,島田尚一:単結晶シリコンカーバイドにおけるダメージ・フリー加工,2013年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集,(2013) 317-318.
- 小川勝史,田中宏明,鄭聖熹:高校教育課程における物理学習に関するRT教材の開発―物理量計測用センサーの体系化―,第14回システムインテグレーション部門講演会講演論文集,(2013) 2094-2096.
- 小川勝史,田中宏明,鄭聖熹,森田敬介:高校教育課程における物理学習支援用RT教材―摩擦現象学習支援教材の開発と評価―,第15回システムインテグレーション部門講演会講演論文集,(2014) 0355-0357.
- 小川勝史,田中宏明,鄭聖熹:物理学習における物理量の体系化と学習ツールの有効性検証,第16回システムインテグレーション部門講演会講演論文集,(2015) 2501-2504.
- H. Tanaka, S. Shimada: Results of molecular dynamics analysis of nanoindentation in monocrystalline and amorphous silicon carbide compared with experimental results, Proceedings of the 14th euspen International Conference, 2(2014)124-127.
- H. Tanaka, S. Shimada: Deformation mechanism of nano-polycrystalline diamond on nanoindentation based on molecular dynamics analysis, Proceedings of the 15th euspen International Conference, (2015) 103-104.
- H. Tanaka, S. Shimada: Phase transformation mechanism from carbon materials to diamond in synthesis process based on molecular dynamics analysis, Proceedings of the 16th euspen International Conference, (2016) P1.04.
- H. Tanaka, S. Shimada: Deformation mechanism of lonsdaleite based on molecular dynamics analysis of nanoindentation, Proceedings of the 17th euspen International Conference, (2017) P6.25.
- Katsushi Ogawa, Hiroaki Tanaka, Seonghee Jeong: RT Educational Tool to Support Learning Physics in High School Curriculum – Development and Evaluation of the RT Educational Tool-, 17th International Conference on Control, Automation and Systems ICCAS, Jeju, Korea, Oct. 18-21, 2017.
- 西原琢也、田中宏明、嘉戸寛:金属光造形複合加工法による異種材料の埋め込み手法の検証、2017年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集 (2017) 567-568.
- H. Tanaka, S. Shimada: Fracture mechanism of lonsdaleite based on molecular dynamics analysis of three-point bending, Proceedings of the 18th euspen International Conference, (2018) 455-456.
- H. Tanaka, S. Shimada: Effect of grinding wheel-workpiece interactions in fine grinding on material removal of silicon based on molecular dynamics analysis, Proceedings of the 19th euspen International Conference, (2019) 286-287.
- H. Tanaka, S. Shimada: Superiority of lonsdaleite to diamond in wear resistance as abrasive grain based on molecular dynamics analysis of grinding silicon carbide, Proceedings of the 20th euspen International Conference, (2020) P5.03.
- 田中宏明: 精密加工における分子動力学の適用, 砥粒加工学会誌, 65, 9, (2021) 459-462.
- 外部資金の獲得、特許・著作権等の知財権の取得など
- 2015年度から3年間 ソニー株式会社との共同研究において、産学連携「3D造形工房」教育プロジェクトとしてとりくみ、卒業論文および修士論文として成果をだした。
- 2018年度 ダックエンジニアリングとの共同研究において、「印刷検査装置における紙抑えシステムの小型化に関する研究」を卒業研究の一環とした。
- 2021-2023年度 住友電気工業株式会社との受託事業を実施し、「計算科学に基づいた評価・解析手法の指導」を行った。
- 学会等における活動(学術集会の組織、雑誌編集など)
精密工学会 関西支部 商議員
田中 宏明(たなか ひろあき)TANAKA Hiroaki
- 所属部署
工学部 電子機械工学科 教授
大学院 工学研究科 制御機械工学専攻 教授
- 地域社会における貢献
- 公的機関等における委員・役員など
- 学会等の財団法人・社団法人における組織運営
- 国内外における災害救助活動、NPO 活動など
- その他
- 海老原聡、井岡誠司、伊藤義道、入部正継、田中孝徳、田中宏明、土居元紀、中田亮生、講演演題「大阪電気通信大学
授業「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習」におけるSDGs達成への取り組み」、SDGs探究AWARDS特別企画 SDGs探究学習のススメ vol.3
講演、2021年11月22日(月)18:50~19:05.