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人間科学教育研究センター 所属教員一覧

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  • 所属部署
    共通教育機構 人間科学教育研究センター 特任講師
  • 専門分野
    国文学(中世)
  • 研究テーマ
    児灌頂の研究
  • URL
  • 経歴
    • 学歴
      奈良女子大学文学部卒業(2005年)
      奈良女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了(2008年)
      奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了(2018年)
    • 職歴
      奈良女子大学大学院 奨励研究員(2013年)
      大阪電気通信大学工学部人間科学研究センター 非常勤講師「日本語上達法1」担当(2015年~2018年)
      奈良女子大学 リサーチ・アシスタント(2017年)
      大阪電気通信大学共通教育機構人間科学教育研究センター 特任講師(2018年~)
      摂南大学看護学部 非常勤講師「文学」担当(2019年~)
  • 取得学位
    2018年 博士(文学) 奈良女子大学 博課第623号 
  • 受賞、顕彰など
    2009年 第2回南方熊楠研究奨励賞
    2018年 奈良女子大学大学院 博士論文 人間文化研究科奨励賞
    2018年 奈良女子大学大学院 博士論文 学長賞
  • 所属学会
    日本文学協会,中世文学会,説話文学会,仏教文学会,南方熊楠研究会,日本教育工学会

辻 晶子 TSUJI Shoko

  • 所属部署
    共通教育機構 人間科学教育研究センター 特任講師
  • 学科・学部の運営

  • 委員会、センター、研究所等の学内組織における活動
    2016年 大阪電気通信大学 第3回FD+SD研修会「「日本語上達法1」の授業方法とデザイン」
  • 本学と外部の産官学機関等との連携活動
    2018年~ 奈良女子大学 大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター 協力研究員
  • 高大連携、オープンキャンパス、公開講座などの対外的活動
    2019年 入学準備講座(電通高校生対象)「大学生の日本語」講座担当 
  • その他
    2018年~ ミニ講座「講義マスターへの道」担当

辻 晶子 TSUJI Shoko

  • 所属部署
    共通教育機構 人間科学教育研究センター 特任講師
  • 学部教育(講義)
    日本語上達法1
    日本語上達法2
    総合ゼミナール
  • 大学院教育(講義)
    構成員でない

  • 論文等指導
    • 卒業論文等の指導: 0名
    • 修士論文等の指導: 0名
    • 博士論文等の指導: 0名

ティーチング・ポートフォリオ

  • 授業に臨む姿勢
     学生が主体的に考え、考え抜く力を養うためには、思考の土台となる言語を磨く教育が必要となる。その意味において、私が担う言語(日本語)学習は、あらゆる学習の基礎となるものである。これは、卒業後の社会をしなやかに生きていくための力を涵養することにも繋がるだろう。このような信念のもと、本学の学生に合った授業を展開すべく、以下のような姿勢を心がけている。
     担当する授業(主に「日本語上達法」)では、まず、全ての受講生がステップアップを実感し、着実に技術を身に付けることができるよう、言語技術の修得を「科学」として教授している。そして、学生との対話を重視し、一人ひとりの特性に合わせた柔軟かつきめ細かい指導を心がけている。また、無味乾燥なる文章スキル伝授に陥らず、「大学の学び」「学問」としての授業を展開できるよう、最新の日本語教育の方法を取り入れるとともに、専門である国文学の知見を活かした授業を組み立てている。
     学びのモットーは、「よく学び、よく遊べ」である。真剣に学び、真剣に遊ぶことにより、学生にはしなやかな感性を身に付けてほしい。授業においては、そのような学ぶ楽しさを共有できる空間作りに努めている。
  • 教育活動自己評価
     非常勤講師の時期を含め、2015年度から担当してきた「日本語上達法1」授業では、最終回において独自の授業アンケートを実施している。アンケート結果からは、毎年80%を越える受講生がライティングのスキル習得と、「書くこと」に対する良い方向への意識変化を実感できていることが分かった。多くの大学生にとって、レポート作成は大学生活における不安要素の一つであろうが、「日本語上達法1」では、受講生の「書くこと」に対する苦手意識を克服し、楽しみや自信を獲得させることができたと言える。これは、本科目を越えて、広く大学の学び全般への積極性を持つ契機となったのではないか。
     また、大学が主催する授業アンケートでも、「日本語上達法1」を含めた担当授業の受講満足度は、例年90%を前後しており、100%の年もある。私の教授法が学生にとって有意義なものであるのであれば、教員として有り難いことである。
     授業の他、国語プレイスメントテストを担当し、初年次生の日本語能力の習熟度を測っている。テスト結果を受け、必要と思われる学生には「日本語上達法1」の受講を勧奨し、リメディアル教育を施す等、基礎学力の底上げに寄与している。
     また、授業外ミニ講座「講義マスターへの道」では、AHセンター教員、GSSC教員と連携して企画・運営を図り、講師を担った(講師は共同分担)。2018年度には教材作成を担った。スタディスキル獲得・向上に関する学生や教職員の要望に応える取り組みになったと思う。
     
  • 授業改善のための研修活動等
     2016年7月に本学第3回FD+SD研修会で講師を務め、「「日本語上達法1」の授業方法とデザイン」と題して口頭発表を行った。以降、学内のFD/SD研修にほぼ毎回出席し、情報収集と共有に努めている。
     また、学外の研修にも積極的に参加している。2018年度は、大学コンソーシアム大阪、摂南大学、大阪大学(2回)、帝塚山大学、大正大学のFDに出席し、他大学の取り組みから多様な示唆を得た。
  • 能動的学修(アクティブ・ラーニング)の取組
     担当する全てに授業において、アクティブラーニングを導入している。
     知識の伝授のために必要となる一方向的な講義は必要最小限に留め、インタラクティブ(双方向)な空間となるよう、対話を重視した授業を展開している。一対多、一対一の形式で受講生に絶えず問いかけ、学生にとって他の受講生や教員に話しかけやすい(質問しやすい)雰囲気の醸成を心がけている。
     また、受講生同士のピア活動にも力を入れている。ピア活動により、受講生に自身の習熟度を確認させ、学習意欲を高めることができた上、他者の意見を受け止める作業を通じて、多様性を認め自身の学びを振り返る環境を構築できた。
     ピア活動を促す際には、受講生の個性を見極め、強要でないことを周知した上で、ペアやグループがスムーズに組めるよう配慮するとともに、ワークの最中はファシリテーションに努めている。
     
  • 主要担当授業科目の概要と具体的な達成目標
  1. 日本語上達法1(2018年度~)
    〔概要〕
     「聞く」「話す」「読む」「書く」といった日本語での総合的なコミュニケーション能力を上達させることを目的とする。そのために、まず、共通のルールである語彙や文法の技術を学ぶ。次に、レポート作成(計2回)を通じて、情報を自分の頭で論理的に考え、咀嚼して批判的に摂取する力を習得する。
    〔達成目標〕
    (読む力)
    ・文章を読むことに慣れる。
    ・文章の要点を正確につかむことができる。
    (書く力)
    ・文章を書くことに慣れる。
    ・実験レポート等を書くための基礎的な文章力を身につけることができる。
    ・説得力ある文章を書くことができる。
    (聞く力)
    ・大学での講義を正確に聞き取り、ノートをとることができる。
    ・他者からアドバイスを受け取ることができる。
    (話す力)
    ・人前で話すことに慣れる。
    ・自分の意見を短時間でまとめ、伝えられるようになる。
  2. 日本語上達法2(2018年度~)
    〔概要〕
     言葉のはたらきについて学び、「読む」「書く」「聞く」「話す」といった、日本語による総合的なコミュニケーション能力を上達させる。論理的に考える力、論理的な文章を書く力を身につける。
    〔達成目標〕
    (聞く力)
    ・大学での講義を正確に聞き取り、ノートをとることができる。
    ・他者の意見に耳を傾け、自分を内省できる。
    (話す力)
    ・ディスカッション能力を身に付ける。
    ・自分の意見を短時間でまとめ、伝えられるようになる。
    (読む力)
    ・文章の要点を正確につかむことができる。
    ・情報を鵜呑みにせず、批判的に読むことができる。
    (書く力)
    ・基礎的な文章力を身につけることができる。
    ・説得力のある文章を書くことができる。
    (自己の発見)
    ・自分の言葉で考えることができる。
  3. 総合ゼミナール(2018年度)
    〔概要〕
     ジェンダー視点から「常識を問い直す」ことを目指した授業である。日本社会に根強くあるミソジニー(女性嫌悪)について、テキストや映像をとおして学ぶ。授業を通じて自身の中に起こる、共感や反感をはじめとした様々な反応が、まさに「常識を問い直す」ことに繋がっていくことを知る。多面的な現実を知り、なぜそうなっているのかを考えること、自分がそれとどう向き合っていくかを考えることが目的である。
     同時に、まとまった文章を読んで内容を正確に理解し・要約する力を養うこと、それをわかりやすく伝える(報告する)力を身に付けることも、この授業の大事な目的である。
    〔達成目標〕
    ・ミソジニーについて説明することができる
    ・社会の中のミゾジニーを発見し、言語化することができる
    ・自身の中のミゾジニーを発見し、言語化することができる
    ・まとまった文章を正確に理解し、要約することができる
    ・摂取した情報を、分かりやすく他者に伝えることができる
  • 具体的な達成目標に対する達成度
  1. 日本語上達法1(2018年度~)90%
  2. 日本語上達法2(2018年度~)80%
  3. 総合ゼミナール(2018年度)80%
  • 学生からの要望への対応
     授業では、振り返りの教材としてフィードバックシートを導入し、授業に対する質問や要望を書く欄を設けている。質問等が寄せられた場合には、翌時限に回答や補足説明を行い、フィードバックを与えている。フィードバックは、質問等の内容に伴い、全体に対して行って情報の共有を図るケースもあれば、個別に口頭やシートへの記入を以て返答するケースもあるなど、柔軟な対応を心がけている。
     また、授業内レポートに留まらず、課外活動において作成した文章の添削を依頼されることもあり、授業後に個別に対応している。学生の要望に応じて、大学生活のあらゆる面における言語活動の支援を行っている。

辻 晶子 TSUJI Shoko

  • 所属部署
    共通教育機構 人間科学教育研究センター 特任講師
  • 著書
  1. 共著(2005)『国文学 解釈と教材の研究:南方熊楠ナチュラルヒストリーの文体』第50巻第8号,學燈社(「熊楠の日常生活―大正十五年五月下旬の日記から」執筆)
  2. 共著(2011)『天台宗神宮山慈明院聖教目録稿』奈良女子大学大学院人間文化研究科日本アジア文化情報学講座
  3. 共著(2011)『アジア遊学144 南方熊楠とアジア』勉誠出版(「南方熊楠の稚児論」執筆)
  4. 共著(2012)『別冊太陽192 南方熊楠 森羅万象に挑んだ巨人』平凡社(「羽山兄弟との交友」執筆)
  5. 単著(2016)『神宮山慈明院住持記』私家版
  6. 共著(2017)『闘鶏神社和漢蔵書目録稿暫定版』奈良女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻
  • 学術論文
  1. 辻晶子(2008.9)修士論文「児灌頂の基礎的考察」
  2. 辻晶子(2011.3)「児灌頂の基礎的考察―諸本の紹介と整理―」奈良女子大学大学院人間文化研究科『人間文化研究科年報』26号
  3. 辻晶子(2011.3)「今東光『稚児』と『弘児聖教秘伝私』」奈良女子大学『叙説』38号
  4. 辻晶子(2012.3)「児灌頂の基礎的考察―儀軌の紹介と整理―」奈良女子大学大学院人間文化研究科『人間文化研究科年報』27号
  5. 辻晶子(2012.7)「南方熊楠の性―岩田準一往復書簡を中心に―」説話文学会『説話文学研究』47号
  6. 辻晶子(2013.6)「『弘児聖教秘伝私』再考」中世文学会『中世文学』58号
  7. 辻晶子(2017.3)「岐阜県山県市神宮山慈明院の歴史と『住持記』」奈良女子大学大学院人間文化研究科『人間文化研究科年報』32号
  8. 平沼博将,辻晶子(2017.3)「理工系大学における日本語ライティング教育の効果と課題-初年次教育としての「日本語上達法1」の取り組みから-」大阪電気通信大学『大阪電気通信大学人間科学研究』19号
  9. 辻晶子(2018.3)「翻刻 天王寺蔵『児灌頂口決相承』」奈良女子大学古代学学術研究センター『古代学』10号
  10. 辻晶子(2018.3)博士論文「児灌頂の基礎的研究」
  11. 辻晶子(2018.4)「叡山文庫真如蔵『櫛口伝事』について」仏教文学会『仏教文学』43号
  • 辞書・事典
  1. 2012『南方熊楠大事典』勉誠出版(「稲垣足穂」執筆)
  • 国際会議、国内会議、発表会、コンクールなど
  1. 2009.7「今東光『稚児』の考察」日本文学協会第29回研究発表大会,静岡大学
  2. 2010.12「南方熊楠の性―岩田準一往復書簡を中心に―」説話文学会・仏教文学会合同12月例会シンポジウム,南方熊楠顕彰館
  3. 2011.3「南方熊楠のセクシュアリティ―岩田準一往復書簡を中心に―」第2回南方熊楠研究奨励事業(若年研究者助成事業)助成研究者研究発表会,南方熊楠顕彰館
  4. 2012.10「『弘児聖教秘伝私』再考」中世文学会第123回大会,京都産業大学
  5. 2017.11「叡山文庫真如蔵『櫛口伝事』について」仏教文学会平成29年度大会,奈良女子大学
  • 書評・コラム等
  1. 辻晶子(2011.10)「南方熊楠のセクシュアリティ―岩田準一往復書簡を中心に―」南方熊楠顕彰会『熊楠ワークス』38号
  2. 辻晶子(2014.4)「絵巻『稚児草紙』と南方熊楠」南方熊楠顕彰会『熊楠ワークス』43号
  3. 辻晶子(2019.3)「書評 杉山和也著『南方熊楠と説話学』(ブックレット〈書物をひらく〉)」南方熊楠研究会『熊楠研究』13号
  • 外部資金の獲得、特許・著作権等の知財権の取得など
  1. 南方熊楠顕彰会 第2回南方熊楠研究奨励事業(若手研究者助成事業)2009-2010(代表)研究課題「南方熊楠のセクシュアリティ― 岩田準一往復書簡を中心に」(助成額150千円)
  2. 奈良女子大学 若手女性研究者支援事業 2013(代表)研究課題「児灌頂の基礎的研究」(助成額200千円)
  3. 大阪電気通信大学 教育推進費 2019-2020(研究分担者)研究課題「全学生を対象にしたアカデミックスキルの定着・向上に向けた学習支援――講義マスターへの道――」(配分額400千円)
  4. 日本学術振興会科学研究費 若手研究 2019-2020(代表)研究課題「中世天台寺院における児灌頂儀礼の生成と流伝に関する研究」(直接経費1,600千円、間接経費480千円)
  5. 日本学術振興会科学研究費 研究成果公開促進費 2019(代表)刊行物の名称『児灌頂の研究――犯と聖性――』(補助金額1,500千円)
  • 学会等における活動(学術集会の組織、雑誌編集など)
  1. 2007年~2009年 説話文学会事務局幹事
  2. 2015年~ 南方熊楠研究会『熊楠研究』編集委員
  • その他
  1. 2005年 岐阜県山県市神宮山慈明院蔵書調査
  2. 2014年 南方熊楠顕彰館第16回特別企画展「和漢三才図会」パネル担当
  3. 2015年 国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」国際共同研究・異分野融合研究プロジェクト「明治期における日本研究の展開と古典籍・印刷文化との関連―南方熊楠を中心にして―」の一環として和歌山県田辺市闘鶏神社蔵書調査

辻 晶子 TSUJI Shoko

  • 所属部署
    共通教育機構 人間科学教育研究センター 特任講師
  • 地域社会における貢献
  1. 2014年 神宮山慈明院(岐阜県山県市〉講演会講師
  2. 2017年 NPO法人大阪高齢者大学校「古典文学を楽しむ科」,「文章表現を楽しむ科」講師

  • 公的機関等における委員・役員など


  • 学会等の財団法人・社団法人における組織運営
  1. 2007年~2009年 説話文学会事務局幹事
  2. 2015年~ 南方熊楠研究会『熊楠研究』編集委員


  • 国内外における災害救助活動、NPO 活動など


  • その他

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